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2007年10月12日 (金)

遠まわりする雛

遠まわりする雛/米澤穂信(角川書店)

 古典部シリーズの最新刊。4冊目ですね。今回は短編集です。
 とりあえず順番に3つほど読んでみての感想は、何となくパワーが足りないなと。主人公のモットーである、「やらなくていいことなら、やらない。やらなければならないことは手短に」にはとっても合致しているのですけれど。以前はもっと盛り上がりがあったような気がするのに。
 面白くないわけではないです。雰囲気がいいし。ただ、こんなに緩かったかなとは感じた。
 そう考え、思い返してみると……ああ、前からこのテンションだったね。『氷菓』も最初の方の謎は、そんなに派手なものじゃなかったしなー。短編だということを考慮に入れたらこれくらいかしら。とはいえ、一篇目は珍しく主人公が比較的自発的に動いているのだけど。主人公が自分から動くだけですごいことに思えてくるって素敵。

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2007年10月 8日 (月)

SHI-NO -シノ- 黒き魂の少女

SHI-NO -シノ- 黒き魂の少女/上月雨音(富士見ミステリー文庫)

 ラノベ界三大ロリ小説の一角だとか一部で有名な小説です。11才の女の子がひとり暮らしの男子大学生の家に夕飯を食べるために通って来るという、夢のような怪しい小説です。ロリ系な小説は他にもあるし、それだけだったら別に読まなかったのですが、富士見ミステリー文庫なのにミステリ風味で、探偵役はその女の子で、謎を解いたあと犯人に説教をすると某所で紹介されていたのです。とても見たくなりました。無口でダークで抱きしめれば折れてしまいそうな美少女が、殺人犯(か、どうかは知りませんが)に対してお説教をする。これに心惹かれないでいられましょうか。

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